講義が終了するといよいよ体験講座である。まずハチミツの種類についてのレクチャーを受け、味見をする。「はちみつ蔵」では、レンゲ、アカシア、トチ、ミカン、リンゴ、ビワ、クリ、ソバ、ボダイジュ、ラベンダーなど、常時10種類以上のハチミツの味見ができる。参加者はハチミツの種類の多さと味の多彩さに一様に驚きを見せていた。

続いて、実物の養蜂器具と巣箱を使っての講義が行われた。初めて見る養蜂器具は使用する目的も仕組みもわからない不思議なものばかりである。器具を前にして戸惑っていた参加者も、館長の説明を聞き自ら試してみると、養蜂のためによく考えられた道具であることに納得したようだ。

さらにペンションの裏庭に移動し、実際にミツバチが入っている巣箱を開けて「内検」を行うことになった。
画像をクリックすると動画になります

Quick Time Movie (400x300/ 14.1MB)
ビデオ撮影・吉田進一
群るミツバチをくん煙器で大人しくさせ、巣脾枠を引き出し、女王蜂を見つけ出したり、貯蜜状態を見たりと参加者たちはこわごわであるが一人前の養蜂家になった気分を味わっていた。

内検が終了して、それまで緊張気味だった参加者に笑顔が戻ったのは、ムダ巣のハチミツを口に運んだ時であった。



翌16日は、山崎夫人が講師となって蜜蝋を使ったキャンドル講座が行われた。参加者たちは巣礎を巻き上げてキャンドルにする方法と、溶かした蜜蝋を型に流し込む2つの方法で手作りキャンドル作りに挑戦した。
溶かした蜜蝋を流し込む型と出来上がったキャンドル

養蜂講座も4回目ともなるとイベントとしての認知度も上がり、地元のラジオ局SBCの取材が入った。キャンドル作りの様子は生放送でオンエアされた。

画像をクリックすると動画が楽しめます 
Quick Time Movie (400x300/ 8.8MB)  ビデオ撮影・吉田進一
すべての講義が終了して記念撮影、参加者たちの表情に満足感が漂う。この中からきっと新たに趣味の養蜂を楽しむ人が誕生し、いつかこうした人たちによって、どこの家の庭にも巣箱がある時代が訪れることだろう。

 前ページへ