持ち帰った巣を計測したところ、重さが1.6キロ、一番大きい巣板の直径は28センチあった。これまでいくつも巣を見つけた浅見さんも、こんな大きな自然巣は初めてだという。

収穫のタイミングが良かったのか、どの巣板にも蜂の子がびっしり詰まっていた。蜂の子をピンセットで取り出す作業には、浅見さんの長男・直人君も加わったが、全部取り出すのに1時間もかかってしまった。

ラーメン丼に山盛りになった蜂の子。風体を除いた重さは1キロ以上あった。

さっそく蜂の子の甘露煮を作り、炊き立てのご飯に混ぜ合わせると待望の「蜂の子飯」の出来上がりである。

「蜂の子飯」と「スズメバチの唐揚げ」をメインデイッシュにした宴会には、秩父市黒谷で養蜂と観光いちご園(和銅農園)を経営している田口賢司さんも合流して、蜂談義に花が咲いた。

「蜂の子飯」と「スズメバチの唐揚げ」を初めて口にするという田口さんは、初めは恐る恐る口に入れていたが、思いがけない美味に認識を新たにしたようだった。

秋の1日を野山を駆け回り、自然の恵みをありがたくいただいた「第2回地蜂追い」は、来年の再会を約して盛況のうちに幕を下ろした。

 前ページへ