| 講習会の最後に、俵養蜂場社長・俵孝氏(写真左から2人目)は参加者を前に、「以前のように巣箱とともに九州から北海道まで移動してハチミツを集める大転地養蜂を行う養蜂家は激減しています。原因の一つに、開発による大規模蜜源地帯の減少が上げられます。現在では、プロの養蜂家も本拠地の近くを移動する小転地養蜂が増えています。つまり、養蜂業は小規模化が進み、地元で生産したものを地元で消費する"地産地消"型になっています。遠からず日本にはプロの養蜂家がいなくなってしまうでしょう。しかし、日本中のあらゆる場所に蜜源植物は存在しています。放っておけば自然に還ってしまうミツバチの恩恵を集められるのは、ビジネスを度外視できるアマチュア養蜂家しかいません。現にドイツやスイスなどでは、プロの養蜂家が生産するハチミツより、アマチュアが生産する方が多いのです。是非、皆さんがさきがけとなって1箱でも2箱でもミツバチを飼って、ハチミツを集めてください」とアマチュア養蜂家への期待を訴えた。 |